転職・中途採用最新情報
| ◆転職の現状 日本では戦後、終身雇用が一般的であったため、転職は近年増加傾向にはあるものの、割合としては比較的少ない。 総務省の労働力調査では、2001年8月は、全就業者に占める転職経験者の割合は5.1%、15-24歳では12%程度を占めている。 女性の転職率は横ばいもしくは減少傾向にあるが、男性は高年齢層を除いて増加傾向にある。 総務省「労働力調査年報」より 2004年の転職を希望している就業者の割合は全産業平均で9.7%。年齢別では25〜34歳が14.8%と高く、35〜45歳が9.6%、45〜54歳が8.1%となっており、若年層ほど転職希望がいくらか高い。 しかし、転職をキャリアアップのチャンスととらえるアメリカに比べれば日本の労働移動率はいぜんとして低く、雇用が流動化してきていると言われているものの、長期雇用の伝統が残るヨーロッパ諸国のそれに近い。 転職希望率及び実際の転職率については、職種毎に大きな差異がある。例えば、システムの企画・開発や運用・保守に携わるITプロフェッショナルに限れば、転職希望者は2人に1人という非常に高い水準にある。 その理由の第一は「給与に対する不満」(48%弱)だ。また、3人に1人が「より将来性のある組織で働きたい」と答えている。 ◆日本における転職の方法 転職先を探す手段として、いくつかを以下に示す。 -知人の紹介・勧誘 引き抜き(スカウト) -自分で探す -転職情報専門の雑誌 転職情報サイト -企業のホームページ等で公開されている求人情報 -ハローワークなど職業・人材紹介サービスの利用 自営業では、求人情報を公にしていない企業も多く、知人の紹介・勧誘による転職が比較的多い。 また、スピンアウト時も同様な理由で、紹介・勧誘という手段が使用される。 高度に専門的なスキルを持っている人材に対しては、引き抜きが行われることがある。 引き抜き対象の調査や調整負担が大きいため、専門の企業が仲介することも多い。 転職情報サイトが提供するスカウトサービスとは基本的に別物である。 人材紹介サービスでは、転職希望者にヒアリングを行い、自社が保有する求人情報のうち適当なものを提案する。 求人情報には、非公開のものも含まれることがある。 ◆転職回数が多いほど不利になる? 問題点とは言い切れないが、一般的に「転職は3回まで」と言われている。 リクナビNEXTが企業の人事担当とキャリアアドバイザーに対して行ったアンケートでも、「転職歴は3回目から気になる」という回答が全体の36%と最も多くなっている。 また企業の人事担当に対して行った別のアンケートでは、「転職活動が多いとマイナスの印象を受ける」という回答が91%にも達している。 転職回数が多いと不利になる理由としては、「転職を繰り返している」という事実が、「この求職者は飽きっぽいだけで、仕事が続かないのでは」という危惧につながりやすい事が挙げられる。 しかし、転職がキャリアアップを目的としたものであったなど、キャリアに前向きさが見られる場合は不利にならないケースもある。 |